中央大学 小松研究室(生命分子化学)

動物用人工血液の開発Development of Artificial Blood for Pet Animals

写真の説明を入れます

動物(イヌ・ネコ)用の人工血液も開発しています。遺伝子組換えイヌ血清アルブミン(rCSA)やネコ血清アルブミン(rFSA)の産生に初めて成功しました。国際宇宙ステーション「きぼう」日本実験棟の微小重力環境でタンパク質の結晶を作成し、X線結晶構造解析からその立体構造を明らかにしています(JAXAとの共同研究)。また、ブタ血清アルブミンに合成高分子を結合するとにより、ペット用人工血漿(製剤名:Aloxa)を開発しました。獣医療に大きな貢献をもたらす製剤として世界中から注目を集めています。

主要論文
Sci. Rep. 2023
MVM (J. Modern Vet. Med.) 2020
J. Mater. Chem. B 2018 "Cover Image" "Highlighted by Chemistry World"
Sci. Rep. 2016

<< 前のページ