中央大学 小松研究室(生命分子化学)

人工血液の開発Development of Artificial Blood

写真の説明を入れます

ヘモグロビンにヒト血清アルブミンや合成高分子を結合した人工酸素運搬体(製剤名:HemoAct、HbNP、Hemoxa など)を開発しました。血液型はなく、凍結乾燥すれば粉末にもなります。現在、医学部・薬学部との共同チームで、安全性・有効性を評価しています。出血ショック時の蘇生液(埼玉医大)、脳梗塞の治療薬(北大・医)としての有効性が実証されました。遺伝子組換えヘモグロビンを使えば 完全合成型の人工酸素運搬体もできます。構造と機能を自由に制御したヘモグロビンを用いて様々な人工血液を開発しています。

主要論文
ACS Appl. Bio Mater. 2023
ACS Appl. Bio Mater. 2022 "Cover Image"
J. Biomed. Mater. Res. 2022
Chem. Commun. 2021
RSC Chem. Biol. 2020 "Cover Image"
J. Mater. Chem. B 2020 "Cover Image"
ACS Omega 2019
J. Phys. Chem. Lett. 2017 "Featured in Spotlights"
Sci. Rep. 2015
J. Mater. Chem. B 2015 "Cover Image"
Biomacromoecules 2013

<< 前のページ